魔の二歳児 イヤイヤ期(ナインナイン期)
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■ マジメな話
年明け、アメリカに住む友人と『クリスマスはどう過ごした?』と互いに近況報告をメールでやりとりした時のおはなし。
私がクリスマス前後は1週間ほどフランクフルト郊外のお宅に1週間ほど滞在し、そこに6ヶ月の赤ちゃんと2歳児がいて、この2歳時が何でもかんでも Nein! Nein! Nein!(ヤダヤダヤダ!) ってすごかったんだよ〜と書くと返答に
それは terrible twos でしょ!
と…
実は「第一次反抗期」たるものの存在を、私は全く知らなかったのです。知ってたのは思春期の反抗期のみ。
この時期、大変なのは万国共通のようです。

iPadを使いこなしゲームを楽しむ姿
iPadを使いこなしゲームを楽しむ姿
1週間の滞在中、たった2回ほど短い外出をしたのみ。
ほぼ四六時中、私達を含めた合計7人が同じ家に滞在していました。まさに私が幼少から高校生まで祖父の家で過ごしたお正月状態。
住まいは広く、デコレーション(クリスマスの事)と、食べるものは日本とまるっきり違いますが、ほぼ同じような過ごし方。こういう環境だった事もあり、30代前半ドイツ人夫婦の子育てをシッカリと見る事ができたのでした。

ゲーム終了後、baby時代の映像を私に見せてくる…(全て自分で操作!)
ゲーム終了後、baby時代の映像を私に見せてくる…(全て自分で操作!)
話は元に戻りますが、「第一次反抗期」を知らなかったので、二歳児ハンナの力強い Nein! (イヤ!)の日々に、最初は正直当惑してしまいました。
私は心の中で、またハンナの「ナイン!ナイン!祭りが始まった…」とよくツブヤいたものです。(苦笑)
母親(父親もですが)の問いかけには、面白いくらい全て Nein! (イヤ!)体をおもいっきり仰け反らせて ナイ〜ン!というのも何度も見ました。
かなり両親は忍耐力が必要だと思われます。

同じ二歳時の従兄弟とあそぶ
同じ二歳時の従兄弟とあそぶ
もう一つ忍耐力が必要だと思ったエピソードを。
リビングルームに大人だけが集まり、映画鑑賞をしたいた時、寝たはずのハンナがお人形を抱え、リビングルームに現れるんです。皆がワイワイ楽しそうに起きているのに、ひとりで寝たくないのでしょうね。そのつど父親が抱っこし、子供部屋(個室)に連れて行って寝かします。
しかし数分後、再びお人形を抱えリビングルームに!
何回繰り返すのか私はカウントしてたんです。7回目でやめました。結果、10回以上は軽く繰り返したと思います。
ここで非常に関心したのが、両親、一切怒りません。ペチと軽く叩いたり、声を荒げて注意したりもしません。ただ、子供の「寝たくないという要求」をうけないのです。
しょうがないね〜、今日だけ大人達と一緒に夜中まで過ごそうか、はナシ!怒らないけど『叱る』『しつける』といった感じでしょうか。
タイトルに、イヤイヤ期(第一次反抗期)を勝手にナインナイン期と名付けて書きましたが、ドイツ語で terrible twos に該当する言葉はあるのでしょうか?
聞いてみたのですが、知らないと。
他の方に聞いてみて、わかり次第、追記したいと思います!
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