体罰だけではなかった私の小学校時代 (2)
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■ マジメな話
本当は分けて書かずに1つの記事としてまとめるつもりだったのですが、書いてて吐き気がしてきて一旦、PCを閉じて休憩。その後すぐ書き続ける事は精神的に無理でした。大昔の出来事なんですけどね…
体罰だけではなかった私の小学校時代 (1) のつづきで「精神的な虐待」の例から。
あるクラスの女子が体操服(下)を忘れてしまった。
→ 先生は児童に対して上は体操着、下は「下着のみ」で体操の時間を受けさせた。
ひどいと思いませんか?女の子ですよ。(勿論、男児に対しても同様、してはいけない罰だと思っています!)人間、いつでもどこでも100% 完璧なんてありません。うっかり忘れる事ってあるはずです。ましてや小学生です。私は子供ながらに本当にムゴイと思いました。残念ながら、下着で体育を受けさされたこの女の子は、これをきっかけにイジメられるようになりました。先生がイジメのきっかけを作ったと私は確信しています。
椅子に足がひっかかり給食のおかずを落としてしまった。
→ 実は落としてしまったのは私です。先生は落ちたおかずをお皿に戻し、食べる事を命令しました。最初は冗談ですか?と思ったのですが、先生はホンキでした。キツかったですね。何せ床に落ちたのはホウレンソウのソテーですから、髪の毛、消しゴム、ホコリ、たくさんついていました。私はこの先生のフルネーム、顔、一生忘れないでしょう。
児童絵画コンクールの候補になった子供達に対して…
→ 先生は私を含めたコンクール候補の3名に関して、クラスの全員に言い放ったのです。「良い絵がなくて候補を選ぶのが大変だった。別にこの3名が素晴らしいわけではない」一切、褒めるも何もなし。他にも貶す事ばかり言い続けてましたね。この時、既に高学年になっていたので、心の中では、どうでもいいよ。ハイハイ… なんとでも言ってくれ。という心境でした。
この先生は基本、人を褒めません。とにかく言葉で生徒をコキおろすのが得意でした。
まだまだ沢山あるのですが、とにかく私はこの事実をず〜っと長く親に言えなくて、高校生の時に初めて母に伝えました。 母は、その時に言って欲しかったんだけど… と困っていました。
そりゃそうですよね。しかし、なぜ小学校時代にすぐ、両親に言えなかったのか。 今でも後悔しています。
だからもし、何かのきっかけで、このブログを読んで、同じような目にあってたり、目撃してたりしたら、すぐ周囲の人に相談しましょう!私のように自分だけで問題を抱え込んではダメです!両親、親戚、姉や兄、友人に相談しても良いでしょう。
また、お子さんがいる家庭では注意深く子供をみて、コミュニケーションを増やすという事も大事だと思います。以前、実家に帰省した際にご近所さんから聞いたのですが、私は小学校 (低学年) 時代、外で大人が道を歩いてたりすると塀や車の後ろに隠れたり、すぐ走って逃げたり、家に戻ったりしてたそうです。私自身はこの異常行動を全く覚えていません。
今、思えば日々、恐怖感で頭の中はいっぱいだったので、大人=攻撃してくるかも…とでも思ってたのでしょうか?真相はわかりません。
ただ、小児期に過度の体罰を受けると行為障害や抑うつなどの精神症状を引き起こすという事はあるようです。参照;長期体罰の子、脳が萎縮 私は教育の世界で(家庭でのしつけも含め)「体罰」も「精神的な虐待」も全く不要だと思っています。強く反対です!
体罰問題だけではなく、サービス残業(過労死)問題においても、「僕は」「私は」このレベルじゃなかった。もっともっと殴られた!もっともっと働いた!など言ったりする人たちがいますが、それは問題解決になる回答ではありません。
日本は先進国だ!と自負するのであれば、この部分の後進性は正すべきだと私は思います。
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