第65回ベルリン国際映画祭
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□ 映画のあれこれ
1月の中旬あたりから、バス停や駅など、様々な場所に街中、張り出されていた『第65回ベルリン国際映画祭』のポスター。
2月5日からかぁ…と思いつつも、気付いた頃はもう後半!
今週末で終了です。
今年のポスター を初めて見た時は、今回の映画祭ポスターは熊ではないんだ、となんだか淋しい気持ちになりました。
クマクマしてるイメージがこびりついていましたから。
ちなみに、上画像の左側はBIOマルクトの店内に並んでいた、zitty BERLIN の表紙で、ポスターではありません。
今回、オープニング作品は、ジュリエット・ビノシュ主演、イザベル・コイシェ 監督の『Nobody Wants the Night』(ノーバディ・ウォンツ・ザ・ナイト)
私はジュリエット・ビノシュの大ファンなのですが、年齢に抵抗せず、ハリウッド女優にありがちなボトックスで肌をパツパツに張らせることもなく、エイジレスに固執しない姿勢が特に好きです。
6年前にはBunkamura シアターコクーンで上演されたジュリエット・ビノシュと、振付家のアクラム・カーンが共同演出・出演した舞台「in-i(イン・アイ)」に1人で行きました。
舞台「in-i(イン・アイ)」の感想を語ると、すごく長くなるので、またの機会にしたいのですが、最近はまだ観ていない『おやすみなさいを言いたくて』(原題:A Thousand Times Good Night)が気になっています。
映画祭のオープニングを飾った『Nobody Wants the Night』ですが、観に行った人から、名前は覚えていないけど主演に日本人の女優さんがいたよと教えてくれました。
私は菊池凛子さんが主演している事を知らず、予告も観たにも関わらず、最初は全く気付かなかったのです。もう一度 You Tube でトレーラーを観なおして納得したのでした。クレジットもよく見ず、イヌイット役だったから、すぐにわからなかったのだと思います。
海外で活躍する日本人の女優さんが少ない中、菊池凛子さんの活躍はすごく嬉しいです。『おやすみなさいを言いたくて』と『Nobody Wants the Night』両方とも観る予定でいます!
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