黒澤監督の「夢」の最終章「水車のある村」

posted on : □ 映画のあれこれ

蛍光灯の光がどうも苦手です。
私と同じように蛍光灯の光が嫌いな方、決して少なくないと思います。

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ベルリンで、散歩してて良いな〜っと感じるのが、小さな本屋さんが日が落ちてから店内を照明で照らしすぎるのではなく、まるでおうちの寝室にあるようなスタンド・ランプ等で、落ち着いた明かりで抑えめに演出してるところ。

日本だと大型店舗はもとより、比較的小さな本屋さんまで蛍光灯をガンガンに使用しているお店が多いですよね。もちろん書店のみに限った事ではございません。

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オープンテラスのカフェやバーでも夜、外 (店先) を派手に照らしていません。けっこう暗めですが、キャンドルを利用するなどして上手にあたたかい色の雰囲気を出しています。

Village of the Watermills|Akira Kurosawa from Sumana on Vimeo

最近、夜に散歩していてよく思い出すのが、黒澤明監督の映画「夢」の中の最終章  “水車のある村” で、主人公が電気をひいてない村に関して「夜は暗くないですか?」の質問に対し、老人がこう答えるシーン。

暗いのが夜だ。
夜まで昼のように明るくては困る。
星も見えないような明るい夜なんて嫌だね。

東京で仕事をしていた頃、日中室内は明るいのにも関わらず、室内を蛍光灯をつけて仕事をする環境がとてもイヤでした。仕事内容は業務中、ずっとパソコン2台と向き合っていたので、ディスプレイの光りと天井からの蛍光灯とダブルで明るいのです。もちろんディスプレイの明るさは抑えめに設定していました。

幸いな事に勤め先は良い上司と同僚達に囲まれていたので、蛍光灯を1列ほど消して頂きたいと訴えたら快く承諾してくれました。

ただ、心の中では日中は自然光だけで仕事をしたいと思い続けていました。現在、その夢が叶っています。(自営業なので…)ベルリンの暗い夜が好きです。私も星も見えないような明るい夜は嫌です。

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