ベルリン 分断された都市 – シオン教会

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5月6日〜29日までシオン教会 (Zionskirche)で、トーマス (トーマス・ヘンゼラー / Thomas Henseler)とスザンネ (ズザンネ・ブッデンベルク / Susanne Buddenberg) 2人の著書であるコミック”Grenzfall”の出版記念に伴い、イラスト展が開催されています。

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物語はDDR時代。学生だったPeter Grimmが非合法のニュースペーパー “Grenzfall”を仲間達と作り印刷していくわけですが、コミックはシオン教会をベースとし歴史上事実に基づいてストーリー展開してゆきます。

シオン教会といえば、私はすぐドイツ・ルーテル派教会の神学者であるディートリッヒ・ボンヘッファーが説教を行っていた教会と頭に浮かぶのですが、ドイツの東西分裂時代は反体制勢力の拠点であり、禁書を集めた図書館(Umwelt-Bibliothek)もあったらしいのです。恥ずかしながら、この展示に行くまで全く知りませんでした…

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会場はシオン教会の二階。教会独特のひんやりとした空気に、美しいブルー系のステンドグラス。そして壁にはコミックの場面と共に素材で使用したカラー写真やモノクロ写真が掲載されています。

中でもシュタージ(旧東ドイツ秘密警察)が小型カメラを”じょうろ”の中に隠しているカラー写真は必見!旧東ドイツがいかに”超”監視国家であったかを表しています。

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上の画像は1987年に東ドイツ当局がシオン教会を捜索した時の場面。パンクスが教会の上部で横断幕を掲げていますが、これを教会内で書いた際、床にインクがしみこんでしまった箇所も展示の一部としてあり、大きな存在感を放っていました。

コミックは展示期間中、シオン教会にて15€で販売されています。

週末は著者2名もいますので購入者にはコミックにサインもしてもらえますよ!

Zionskirchstraße 44
10119 Berlin
http://www.zionskirche-berlin.de/
 

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